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BOOK HOTELスタッフのおすすめ

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ブックホテルスタッフみんなの激推し作品や、スタッフの日常をお届けします。
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#読書感想文

読書の秋!食欲の秋!食エッセイ特集。

早いものでもう9月も終わり。ゴリゴリの秋です!!タイトルに「読書の秋」やら「食欲の秋」やら書きましたが… 私にとっては読書も食欲も年中無休であることに、今更ながら気付きました。笑 でも、秋になると、栗やかぼちゃやさつまいもを使ったスイーツが登場して、その「期間限定」の誘惑には抗えない… やっぱり、食欲の秋ですね!!笑 ということで、今回は食にまつわるエッセイについて紹介します。 食エッセイとは…「食エッセイ」と聞いて、どんな内容を思い浮かべるでしょうか? 美食家たちが

支配人に「仕事のモチベを上げるためのコツ何かありませんか?」と聞いたら1冊の本を渡されました。

仕事の相談したら、本を手渡される。 そんな会社で働いています。 どうも、スタッフUです。 最近BOOK HOTEL 神保町で働き始め、弊社のカルチャーが面白すぎるのでnoteを書きます。 先日ある日のこと。 悩んでいた私に、上司でありBOOK HOTEL 神保町の支配人のmoonさんからそっとこの本を処方(!?)されました。 それがこれ。 「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」 (著:岩田松雄さん) だだだ〜〜と読みまくったので、感想を忘れないうち

早期退職のすゝめ?職場の上司になぜか「FIRE」の本をおすすめされた話。

「これオススメです〜!」 ある日、支配人から突然の連絡が。 リンクを開いてみると、「FIRE」の文字が飛び込んできました。 おすすめされたのは、 穂高唯希さんが書かれた『#シンFIRE論』。 え、社員に早期退職勧めるの? と思っていると、さらに追加でメッセージが。 「生き方がおもしろすぎる本です!ぜひ!」 ??? はてなマークが浮かびまくる私。 しかし、読んでみて、わかりました。 めっちゃおもろいわ。 支配人がおすすめしたくなる気もちがわかる! これ、みんなに読

「いつも心の絆創膏になってくれる」”本屋大賞4年連続ノミネート”青山美智子さんの作品を紹介。

私は本を読むとき、好きな言葉があると 忘れないように付箋をつけるようにしています。 家の本棚を眺めると付箋だらけの本がいくつかあり、青山美智子さんの作品が多いことに気づきました。 青山さんの作品の特徴は「これは私の話をしているのだろうか・・・?」と感じてしまうほど共感性の高い心理描写と、一歩踏み出す勇気を与えてくれるあたたかい言葉。 また、オムニバス形式でお話しごとに主役が変わるので、必ずと言っていいほど自分と境遇が近いキャラクターに出会えます。 そんな青山さんの作品

「"言葉"は人生を豊かにする魔法」と感じさせられた珠玉の小説・マンガ・書評のご紹介

「もうダメ、あかん・・・」 そんな絶望的なとき、なにげなく手に取った本の言葉に救われたことはありませんか? 逆に悪意のある一言で、いっきに気分が沈んでしまうこともありますよね・・・ そう 言葉には人の気持ちや行動を変えられる"魔法"のような力があります その魔法は悪用するのではなく、誰かを励ましたり幸せな気持ちにさせるために使いたいですよね。 ただ、言葉を思い通りに使いこなすのって難しい。 例えば、映画を観て感動して「なぜか?」を伝えようとしても「エモかった!」

台風で外に出れないから、まったり気分になれるエッセイを読んでみた。

秋といえば食?行楽?とはいえ、せっかくの連休も台風。何も考えずにお出かけできていた日常は、まだまだ戻ってこない。なんだか心がざわつくし、いろんなことに手がつかない。そんな時は、お部屋にこもって「エッセイ」を読んでみて欲しいのです。 話題の小説やビジネス本を「みんなが読んでるから」という理由で、読まなくてもいい。 どこの誰とも知らない方の人生を、くすくす笑いながら、切ない気分になりながら、自分と重ね合わせながら味わってみて欲しいのです。 作家さんの毎日を切り取ったエッセイは

「絵画」を紐解くためのオススメ入門書3冊

読書は、知らない世界へ通じる玄関であり、知っている世界の裏口でもある、と思う。 私が最近ハマっているのは、「絵画」。そのきっかけをくれたのは、実は、とある入門書の存在でした。 もちろん、絵画を見て何を思い、考えるかは、誰かに強制されるものでありません。ただ絵を見るだけでも、もちろんよし。想像をふくらませるのもまた味わい深い。 でもそこに、1冊の書があったらどうでしょう。 本で絵画を楽しむとは?何もかもに疲れた時、無心で絵画を見ていると、ゆたかな色彩やしっかりとした筆遣

夏の夜空に願いをかけて。星にまつわる本3選!

夏は、夜の訪れまでたっぷりと時間をかける季節。 「もう夜なのに、まだ明るい!」と思いながら、ついつい夜更かししてしまう時でもあります。 大人になってから、しばらくした時のこと。 真夏の蒸し暑い夜、どうしてもアイスが食べたくて、コンビニまで歩いて行ったことがありました。 空を見上げると良く晴れていて、夏の大三角がきらりと見えたのを覚えています。 人間が誕生する前から、おそらく人間がいなくなった後も、気の遠くなるような長い時間を、星々は輝きつづけている……。 空は、どれだけの

大人の読書感想文。「あの頃」読んだ本をもう一度。

「ブックホテル神保町のスタッフで、読書感想文note大会を開催します!」 支配人のmoonさんの提案で始まったこの企画。 読書感想文、懐かしい〜! 学生時代はどう書いたらいいのか分からなくて苦手だったけど、自由に書ける今だからこそ、楽しみながら、でも真面目に書きます!! 児童書を卒業して、初めて手に取った本で読書感想文に挑んだあの夏2005年の本屋大賞受賞作で映画化もされ、今でも人気の作品です。 実は私、中学1年生のときにこの本で読書感想文を書きました! そしてこの

寒い夜、じんわり心が温かくなる。益田ミリさんオススメ作品を紹介。

気温も下がり、ようやく冬らしくなってきましたね〜 12月は、クリスマス・冬休み・大晦日などイベントが多く、心華やぐ人もいるでしょう。 いっぽう、受験を控えていたり、仕事が忙しくなる人達にとっては、心にゆとりが持てなくなる時期でもあると思います。 「ここが踏ん張りどころ!」と気合いを入れ続けても、いつかはガス欠してしまいますよね。 時には自分を甘やかすことも大事。 「あ〜今日はもう疲れて何もできない…」 そんな日は、温かい飲み物をおともに本を読み、ひと休みしませんか?

「新社会人のあなたへ」その不安を少しでも和らげてくれる本の紹介

新年度になり、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 新たな環境に胸をときめかせている人もいれば、不安な人もいますよね。 特に新社会人として働き始める方々は、”期待と不安”が入り混じっているのではないでしょうか。 でも、不安な気持ちになるのも無理ないですよね。だって、右も左もまったく分からない世界に飛び込むんですもの。 今回はそんな新社会人になった方々に向けて、少しでも不安を和らげてくれるような本を紹介します。 ちなみに「よっしゃー社会人になったら活躍してやんよ!!」と意

「書く」はあなたの人生を変える!?「伝える」ことの楽しさ・素晴らしさを教えてくれる本3選

日々の生活のなかで、消化しきれないモヤモヤってありませんか? 気分転換したはいいものの、一時的にしか気がまぎれない・・・ 時間がすぎれば、気持ちがやわらぐことも分かっている。 でも、「今、このやりようのない気持ちをどうにかしたい!!!」 そんな時にオススメな方法があります。 「書く」ことでモヤモヤが解消される!? 「書く」ことには様々なメリットがあります。 ・頭のなかを整理することができる ・自分では気づけなかった深層心理に気づくことができる。 ・俯瞰して自分の状態を

“あたま空っぽ”でも読めちゃう、ゆる〜く楽しめるエッセイ3選

皆さん、いきなりですが本を読む理由ってなんですか? 新しいことを学びたい 悩みを解決したい 日常の嫌なことを忘れたい とにかく活字に触れていたい これに関しては十人十色ですよね。 私自身で言うと上記であげたこと、全てが当てはまります(笑) ただ、疲れていたりシンドイ時って本を読んでも文字が頭に入ってこないですよね。 恐らく読書好きの皆さんは、こんな時でも気持ちを変えたいと本を開くことがあるのではないでしょうか。 けれど、職場や学校の人間関係、将来への不安などを思い出

「なんか疲れたシンドイ・・・」時に癒してくれるオススメのエッセイ3選

天気予報をみると最高気温が30度超えの暑い日が続きますね。 そんな暑さのなか、疲れがだいぶたまっているのではないでしょうか。 肉体的な疲れにくわえ、学校や会社の人間関係にも疲れ、へとへとになってしまう時がありませんか? 今回は、「なんか疲れたシンドイ・・・」時にあなたの心をほぐしてくれるオススメのエッセイを3冊紹介します。 “晴耕雨読”という四字熟語がありますが、ここまで暑いと外に出るのもおっくうになりますよね。そんなときは“晴読雨読”で涼しい家で癒しの本を読んでリラ