マガジンのカバー画像

BOOK HOTELスタッフのおすすめ

56
ブックホテルスタッフみんなの激推し作品や、スタッフの日常をお届けします。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

読書の秋!食欲の秋!食エッセイ特集。

早いものでもう9月も終わり。ゴリゴリの秋です!!タイトルに「読書の秋」やら「食欲の秋」やら書きましたが… 私にとっては読書も食欲も年中無休であることに、今更ながら気付きました。笑 でも、秋になると、栗やかぼちゃやさつまいもを使ったスイーツが登場して、その「期間限定」の誘惑には抗えない… やっぱり、食欲の秋ですね!!笑 ということで、今回は食にまつわるエッセイについて紹介します。 食エッセイとは…「食エッセイ」と聞いて、どんな内容を思い浮かべるでしょうか? 美食家たちが

語らせてください。「BOOK HOTEL」のスタッフがあえて「1冊」だけおすすめ本を選ぶなら...?【心の処方箋になる1冊】

「BOOK HOTEL」は本を愛する人々が集い、語らい、そして新たな一冊との出会いを楽しむことができる場所。客室にはテーマごとに選ばれた本が並び、ロビーには厳選した書籍を揃えています。 そんな「BOOK HOTEL」の魅力のひとつが、本をこよなく愛するスタッフ。ぜひみなさんにも本好きスタッフの脳内をのぞいてほしい...と思い、とある企画を打ち出すことにいたしました。 その名も… ブックレビュー「BOOK HOTEL」スタッフがおすすめする○○の1冊 です! この連載

神保町にそびえ立つBook Hotelに勤めてカレーをたくさん食べるようになった〜スタッフMのお仕事日記〜

はじめまして。スタッフのMです。本当は苗字の頭文字であるKでやりたかったのですが、先のnoteのKさんに先を越されてしまったので諦めました。Kさんとは仲良しです。素敵な記事なのでぜひこちらもお読みください。 さて、私はKさんとはまた違った視点で、BOOK HOTEL 神保町の魅了をお伝えしたいと思います!というのも、私はこちらで仕事を始めてそろそろ2年になるので、アルバイトとしてはなかなか長いんですね。 神保町という街にも馴染んできましたし、ホテルの遍歴も少しは眺めてきた身

「パッとすぐ言葉が出てこない」そのお悩み、本で解決しませんか。【BOOK HOTEL 神保町の選書サービス】

今回のnoteでは、BOOK HOTEL 神保町で実施している、大好評の選書サービスについて、深掘りしていきたいと思います! 📚選書サービス『ブックマッチングサービス』とは… 本にまつわる様々なアンケートに答えていただき、その方の好みや新しい出会いのきっかけになりそうだなと思った本を、セレクト。 チェックインの際に、まるで処方箋のように本をお渡しし、滞在中にご覧いただくというサービスです。 選書は、すべてホテルのブックコンシェルジュが担当しています! アンケートでは、

「研ぎ澄まされたことば」を味わう。BOOK HOTEL 京都九条「詩・短歌」特集。

「詩」や「短歌」はいうなれば「ことばのアート」。 短い文章のなかで伝えたいエッセンスを研ぎ澄ませ、練り込み、リズムよく押し出すことばたちを感じてほしい! 「読書の秋」だけではなく「芸術の秋」も楽しめる!という二度美味しいカテゴリ。それが「詩」や「短歌」なのでございます。(力説) こんにちは。BOOK HOTEL 京都のスタッフSです! こちら京都はようやくうだるような暑さから解放され、過ごしやすくなってきています。日中はまだすこし暑さもありますが、朝晩は涼しく(肌寒い

BOOK HOTEL 神保町で読みたい!スタッフKの推し本を紹介します。

はじめまして! BOOK HOTEL 神保町スタッフのKです。 本はもちろん、「言葉」そのものが大好きで、 読むのも書くのもKにとっては欠かせない時間です。 いわゆる「純文学」と言われるものを読むことが多いですが、 ジャンル・言語・作者の背景に囚われず、幅広く読みます。 これから数回にわたり、 当館が誇る蔵書のなかからKのおすすめ本を (ちょっとニッチな情報を交えて⁉︎)紹介していきます。 今回は、1階ロビーにある本から、「2冊」を選りすぐりました! ①英語で読む!

ミステリと紅茶のマリアージュはいかが。

皆さんは読書のお供に何を飲んでいますか? ミステリと紅茶が大好きな私は、都度その探偵に似合いそうな紅茶をセレクトするのが楽しみなんです。 ちなみに、今はリチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』のお供に、スモーキーアールグレイを。(エリザベスをイメージ。) そこで、今回のnoteでは、そんな私が、様々な推理小説とそのお供にぴったりな紅茶をご紹介していきたいと思います。 ミステリの女王と呼ばれた、アガサクリスティーも愛した紅茶。 あなたも読書のお供にいかがでしょうか。 ①

絵本は、ハイスペックな創造物だと思うー。BOOK HOTEL 京都九条の選書物語。

2024年3月にOPENしたBOOKHOTEL京都九条。早いもので、まもなく半年が経とうとしています。まだまだ模索中ではありますが、支配人はじめスタッフ一同の「本が好き」という気持ちとともに、成長中です! ぜひ一度足を運んでいただき、本にまみれた京都の旅をお楽しみいただきたいです…! これから、こちらのnoteでは本の紹介を含む館内のご案内やスタッフおすすめの過ごし方、さらには地元ならではの京都のプチ情報なんかもお届けしていく予定です! さてさて、今日はBOOKHOTEL

「本当に今のままでいいの?」自分で選べるこの時代に、働く意味を考えさせられる小説3選

あなたは、なんのために働いていますか? 生活をするお金をかせぐため 誰かの役に立つため 社会との繋がりを感じるため このように働くひとの数だけ理由がありますよね。 ただ、「働く」ことは”目的”ではなく”手段”にしかすぎないと思います。 なにが言いたいかというと 私たちは幸せになるために「働く」のではないでしょうか 自分がした仕事で誰かに喜んでもらえたり、役に立ったとき、なにものにも変えられない充実感をもたらしてくれます。 仮にそう思えなくても、自分で稼いだお金で好き

支配人に「仕事のモチベを上げるためのコツ何かありませんか?」と聞いたら1冊の本を渡されました。

仕事の相談したら、本を手渡される。 そんな会社で働いています。 どうも、スタッフUです。 最近BOOK HOTEL 神保町で働き始め、弊社のカルチャーが面白すぎるのでnoteを書きます。 先日ある日のこと。 悩んでいた私に、上司でありBOOK HOTEL 神保町の支配人のmoonさんからそっとこの本を処方(!?)されました。 それがこれ。 「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」 (著:岩田松雄さん) だだだ〜〜と読みまくったので、感想を忘れないうち

早期退職のすゝめ?職場の上司になぜか「FIRE」の本をおすすめされた話。

「これオススメです〜!」 ある日、支配人から突然の連絡が。 リンクを開いてみると、「FIRE」の文字が飛び込んできました。 おすすめされたのは、 穂高唯希さんが書かれた『#シンFIRE論』。 え、社員に早期退職勧めるの? と思っていると、さらに追加でメッセージが。 「生き方がおもしろすぎる本です!ぜひ!」 ??? はてなマークが浮かびまくる私。 しかし、読んでみて、わかりました。 めっちゃおもろいわ。 支配人がおすすめしたくなる気もちがわかる! これ、みんなに読

【グルメ日記】神保町で働き始めて3ヶ月。その日々を食事と一緒に振り返ってみた。

あけましておめでとうございます! 誰得な記事しか書かない(書けない)、 BOOK HOTEL 神保町、スタッフUでございます。 今回は、私が個人アカウントで書いている日記の一部を大公開! (ちょっとだけ加筆修正しています) 単純に公開してみたかっただけなのですが、 それだけは流石にだめかなと思い、 「神保町周辺のグルメ情報」という付加価値(?)をつけました。 これを読めば、 滞在中のグルメにも困らない!? ホテルの裏側を覗ける!? 私の人となりも分かるかも!? という

「いつも心の絆創膏になってくれる」”本屋大賞4年連続ノミネート”青山美智子さんの作品を紹介。

私は本を読むとき、好きな言葉があると 忘れないように付箋をつけるようにしています。 家の本棚を眺めると付箋だらけの本がいくつかあり、青山美智子さんの作品が多いことに気づきました。 青山さんの作品の特徴は「これは私の話をしているのだろうか・・・?」と感じてしまうほど共感性の高い心理描写と、一歩踏み出す勇気を与えてくれるあたたかい言葉。 また、オムニバス形式でお話しごとに主役が変わるので、必ずと言っていいほど自分と境遇が近いキャラクターに出会えます。 そんな青山さんの作品

日常を楽しく変える!令和のエッセイスト特集

「なんだか毎日同じことの繰り返しでつまらない・・・」 そんな風に思いながら生きている人は、あんがい多いのかもしれません。 同じような生活をしていれば、こう思うのも無理ないですよね。 朝起きて会社に行きクタクタになりながら家路に着く。1日の楽しみは、晩酌しながら観るNetflixみたいな。 「あ~このままでは、よくないことはわかっている。だけど新しいことをやる体力も気力もないよ!!!」 その気持ち、すごくわかります。 けど、代わり映えない毎日も、よ~く目を凝らせば違