見出し画像

支配人に「仕事のモチベを上げるためのコツ何かありませんか?」と聞いたら1冊の本を渡されました。

仕事の相談したら、本を手渡される。
そんな会社で働いています。
どうも、スタッフUです。

最近BOOK HOTEL 神保町で働き始め、弊社のカルチャーが面白すぎるのでnoteを書きます。


先日ある日のこと。

「なんだかモチベーションが維持できない」
「自分の苦手がありすぎてなかなか仕事が進まない」

ぐるぐるぐるぐる

悩んでいた私に、上司でありBOOK HOTEL 神保町の支配人のmoonさんからそっとこの本を処方(!?)されました。

それがこれ。

「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」
(著:岩田松雄さん)

だだだ〜〜と読みまくったので、感想を忘れないうちにまとめます。


スタバって、唯一無二だ。

いたるところにコーヒーを買って飲むことができる場所があるにも関わらず、私たちは「スタバに行こう」と口にします。

それは、なぜか。この本を読んでスタバのミッションを知って、答えがわかった気がしました。

「人々の心を豊かで活力あるものにするためにーひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」

この場所は、ミッションをチーム一丸となって体現することで、ブランドの価値を生み出している。

だからこそ「顧客」がそのミッションを理解していなくとも、お店やスタッフの雰囲気からブランドの価値を伝えることができるのだなと思ったのです。

このように、自然と人々の選択肢にあがるブランドであることって、想像以上にすごいことだぞ、と衝撃を受けました。


「ここ」でのミッションはなんだろう?

いてもたってもいられず、弊社のミッションについて、もう一度考え直してみました。

株式会社dotのミッション

新しいホテルの在り方を創造する

株式会社dotのバリュー

Artist spirit
株式会社dotのメンバーは、自らがクリエイティブな視点を持ち行動します。
Output first
私たちは、インプット以上にアウトプットの質を重視しています。あらゆる機会を自分ごととして捉え、スピーディーに発信します。
Contents hospitality
株式会社dotの事業の要は、魅力あるコンテンツ作り。コンテンツによっておもてなしをするサイクルを創っていきます。

「コンテンツでおもてなしをする」を合言葉に、漫画や本に特化したホテルを展開している弊社では、そこでの滞在に価値をつけるために、コンテンツ制作に力を入れています。

そのミッションを体現すべく掲げている3つの行動基準は、クリエイティブな視点、即行動、魅力あるコンテンツ作成。

新しいものを作るには、創造的なアイディアを考える必要があります。

そして、実際に形にしてみる。それも機会を失わないよう、即座に。

しかし、魅力がなければファンはつきません。顧客の心に訴えかけるものを作る必要があります。
「新しいホテル作り」には、これらのバリューは欠かせないと改めて思いました。


「私」のミッションはなんだ?

そこで!!!!

私も、決めました。人生の、ミッション。

ミッション
世界中の生き方に触れ、それをアウトプットするきっかけを与える

*参考にしたのは八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』です。

生き方(好き) × 促す(得意) × 行動(価値観)
という3つの軸をもとに決めてみました。

世界にはいろいろな人がいる。

その人たちの生き方に触れ、そこから得た知見を自分のものにするためのきっかけを与えたい。

自分のものにするためには、実際に行動に移す必要があると考えています。

ただ、行動するというのは、かなり力を要するかなと。

そこで私の出番!場を提供したり、手助けしたり、不安を払拭したりして、行動を促していきたいと考えています。

「体験」してもらうことに重きを置いている弊社。
「行動」することに意味があると考えている私。

私の認識が間違っていなければ、互いの考えには通ずるものがあるはずです。

あれ。

モチベ、ぐんぐん上がってきました…(単純!)


わたしが、今すべき行動はこれだ。

次に、会社のミッションを達成するために、すべきことを考えてみます。

まず、BOOK HOTEL 神保町での「火花散る瞬間」はいつなのか?私はこれは、「お客様が笑顔でホテルを発つ瞬間」だと思いました。

「素敵なホテルだった。またここに泊まりたい。」そう思っていただけるように動くことが必要かなと。

そのために、すぐに行動すべきことは、以下の項目です!
(だんだん、読書記録からずれてきてますが、今の勢いのまま書かせてください!!!笑)

①時間記録をつけて読書時間を捻出する

私、圧倒的に読書量が少ない!
勤務してみて、そう実感しました。

今までも読んではきたけれど、足りない、全然足りない!

もっとお客さんやスタッフと対等に本の話がしたい。
時間の使い方を見直して、本を読む時間を作ります。

まず、現状を把握するために、生活ログを今日から1週間ほどつけてみることにしました。結果をみて、改善策を練りたいと思います。

②アウトプットする

読んだ本の感想や学んだことを発信したいです。

個人のnote(実はアカウントがあるんです。名前は内緒)で引き続き週に一度発信するのはもちろん、POPを書いたり、ブックマッチング(選書サービス)やバーで紹介したりと、ホテルコンテンツにも繋げていきたい。

インスタのストーリーズなどで、「スタッフの読書記録」としてアップするのもいいかなと思っています。

ひとまず、その週の休日日数分は読みたいと思っております。本当は出勤時に1投稿できるくらいには読みたい…。

③他スタッフから学ぶ

BOOK HOTELで働いて思うのが、一人一人のレベルの高さ。本当に、圧倒されています。

もちろん社員だけでなく、アルバイトの方も。一体どこにすごさを感じているのか、言語化して全員にお伝えしたいなと思います。

そして、それぞれが意識しているポイント、仕事のコツを一つは聞き出したいとも思っています。

聞き出すためには必然的にコミュニケーションを取ることになると思うので、入り立ての私には一石二鳥かも!とも思いました。


最後に。

本って、すごいですね。モチベが上がるどころか、自分のミッションを考え、今すべきことまでぐんぐん見えてきてしまいました。

11月も中盤。

初心を忘れず、私らしく。これからも、火花の散る瞬間を大切に、日々を生きていきたいです。

この本、本っっっっ当におすすめなので皆さまぜひ。


ライター:スタッフU

編集、監修:moon(BOOK HOTEL 神保町支配人)

この記事が参加している募集

最後までご覧いただき、ありがとうございます。 ぜひあなただけの1冊を探しに、遊びに来てくださいね。