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スタッフおすすめ本

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スタッフみんなの激推し作品をご紹介します。 〜支配人だけでなく、スタッフみんなで書いています。〜
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#読書の秋2022

読書の秋!食欲の秋!食エッセイ特集。

早いものでもう9月も終わり。ゴリゴリの秋です!!タイトルに「読書の秋」やら「食欲の秋」やら書きましたが… 私にとっては読書も食欲も年中無休であることに、今更ながら気付きました。笑 でも、秋になると、栗やかぼちゃやさつまいもを使ったスイーツが登場して、その「期間限定」の誘惑には抗えない… やっぱり、食欲の秋ですね!!笑 ということで、今回は食にまつわるエッセイについて紹介します。 食エッセイとは…「食エッセイ」と聞いて、どんな内容を思い浮かべるでしょうか? 美食家たちが

「絵画」を紐解くためのオススメ入門書3冊

読書は、知らない世界へ通じる玄関であり、知っている世界の裏口でもある、と思う。 私が最近ハマっているのは、「絵画」。そのきっかけをくれたのは、実は、とある入門書の存在でした。 もちろん、絵画を見て何を思い、考えるかは、誰かに強制されるものでありません。ただ絵を見るだけでも、もちろんよし。想像をふくらませるのもまた味わい深い。 でもそこに、1冊の書があったらどうでしょう。 本で絵画を楽しむとは?何もかもに疲れた時、無心で絵画を見ていると、ゆたかな色彩やしっかりとした筆遣

わたしの人生を支えてくれた本。<BOOK婚カウンセラー紹介>

結婚相談所「BOOK婚」の代表カウンセラーであるmoon。 実はBOOK HOTEL 神保町の総支配人でもあり、作家でもあるのですが… なんと言っても、大の本好き! 今回のnoteでは、そんなmoonの人生を支えた本の紹介をして行きます。 moontってどんな人?自己紹介記事です! 「本」についての質問に答えてみました! 幼少時代、大切にしていた本は?――それでは、子ども時代に好きだった本についてお聞きしていきます。moonさんは、どんな幼少期を過ごしてこられたんでしょ

《読書の秋2022》今読みたい小説特集

「読書の秋」とはよく言ったもの。もはや冬なんじゃないかというくらい、先日までの暑さは何処かに行ってしまいましたね。 「読書の秋」の由来として有名なものは、8~9世紀の中国の詩人、韓愈(かんゆ)の「符読書城南詩」の一節。 この詩には、「長雨が上がり、涼しい風が吹く秋が来て、ようやく灯りの下で読書を楽しめるようになった」という内容が書かれています。 昔の人も、暑い夏が終わり、ゆっくりと本を読める秋の訪れを楽しみにしていたのかもしれません。 そこで、今回は、心地よい風に吹か

秋の芸術散歩。大人の絵本巡り

「読書で、芸術に触れる。」 読書の秋と芸術の秋を同時に楽しめて1度で2度美味しい!今宵は、そんなnoteをお届けします。 大人にこそ読んでほしい!絵本の世界絵本は子どもの読み物。そんなイメージを持っている方も多いと思います。ですが、絵本は決して子どもだけのものではありません! 絵本の中には大人にも役立つ教訓や生き方のヒントがたくさん詰まっていますし、久しぶりに開いてみると大人が唸るほどの美しい描写に驚かされることもしばしば。読むたびに新たな発見があることが魅力です! 絵

泣きたいくらい忙しい時に、いつも私を助けてくれた1冊について。

忙しくて、泣くような時間はなくて、ある固定された枠の中で生活している、そんなふうに思ってしまうときにおすすめしたい本があります。 私にとって、なかなか逃れられない大切な本。 一時忘れても、いつの間にかまたふと現れる、不思議な本。 「こなす」ことに慣れてしまって、「感じる」ことがどこかへ行ってしまう。それを、文章の強い吸引力でガッと戻してくれる。思いっきり「感じる」に振れる。 そんな本。 それが、 フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』 です。 この本の