「本好きがハッピーになれる世界をつくる」を本気で目指すことにした。
わたしたち、本好きさんをみんなまとめて幸せにしちゃいます。
弊社のさまざまな「ブック・サービス」を通じて、本好きの方の人生を彩っていきたい。
本好きさんが「幸せ」だと思えるような世界を実現したい。
私たちは、本気です。
ありがたいことに、取材や雑誌掲載のご依頼メールが止まらない、 BOOK HOTEL(広報担当者さま、いつもありがとうございます!お返事が遅くなっていてすみません!)
念願のテレビ(しかもNHKの生中継8分!)デビューを果たした、本好きの結婚相談所「BOOK婚」(2024年の目標だったんです、テレビ出ること!)
本好きの間で、じんわりとその輪が広がり始めている、オンラインコミュニティ「ぶくとも。」(こないだの忘年会の盛り上がり、すんごかった!)
実は、このほかにも、漫画がテーマのホテルをどんどんOPENさせていたり、漫画部を作っちゃったり。
いろんな事業に手を広げている私たち。
最近、自分たちの会社を一言で表すのが、とても難しくなってきました。
「ブックホテル」というのは聞いたことがあるけれど、「はて、どんな会社が運営しているの?」という方も多いだろうな、と。
そう思い、今日は弊社のこと、弊社の目指していることについて知っていただきたくて、筆を取りました。
「ホテル」の可能性を突き詰めていこうとした矢先に、コロナで売り上げが9割減った。
弊社のミッションは「新しいホテルの在り方を創造する」
既存の「ホテル」の枠組みにとらわれすぎず、観光の目的地になるような場所を作っていく会社であり続けたいなという願いが詰まっています。
それを一番最初に体現したのが、「MANGA ART HOTEL,TOKYO」
2019年2月。「漫泊」というキャッチコピーを引っ提げて話題になり、国内だけでなく、ありがたいことに海外メディアでも話題にしていただけました。
ホテルなのに、「眠れなかった」というゲストが続出。(私たちにとっては褒め言葉!!)
ホテルの宿泊のあり方を、グッと変えてしまう体験になったことと思います。
そんなところに来ての、コロナ禍。
売り上げはまさかの9割ダウン。
あれほどまでに英語が飛び交っていたフロントの雰囲気は幻だったのかと思うほど。
「出かけていいのか」
「旅行していいのか」
どこかみんな探り探りだった、2020年、2021年。
私たちが次に手掛けたのは、「本」をテーマにしたホテルでした。
それがBOOK HOTEL 神保町。2021年12月プレオープンしました。
BOOK HOTEL 神保町 コンセプトは「わたしの本を見つけるホテル」
生きづらい世の中。
誰かと比較することが当たり前で、溢れかえった情報に脳が支配され、何が正解かなんて本当にわからなくて。
そんな時代に、どうか1泊2日で、新しい自分に出会って、少しでも今の悩みや不安が癒えるようなそんな経験をして欲しくて、本と人がマッチングできる仕組みを整えたホテルを開業させました。
勢いのまま、2022年8月には、BOOK HOTEL 神保町最上階に、「MANGA ART ROOM」をOPEN。
漫画を表現した、白と黒の洞窟はかなり話題になり…「これ描いて死ね」のとみ田先生にも絶賛していただきました。(しかも漫画に登場させていただくことに…!!!)
MANGA ART ROOMでは『ダンダダン』とのコラボも実現し!!
(何と体験ルポまで…!社長2人が登場しちゃうよ!)
「文豪とアルケミスト」とのコラボイベントの実施や、京極夏彦先生をはじめとした、ミステリー作家の先生方が大集結のイベントを開催したり…
(コラボイベントは、まさかの開始10分で部屋が全室売り切れまでに!
この時期には、リピーターの方の予約も全体の3割ほどになっていました。)
そんな絶好調のとき、始めちゃったんですね、新しいこと。
絶好調のさなか、急に結婚相談所と、オンラインサロンを、作っちゃった。
わお、誰が予想したことでしょう。
我々、ホテル運営会社だったはずなのに、
本好きのための結婚相談所「BOOK婚」や、本好きのためのオンラインサロン「ぶくとも。」を作ってしまったのです。
エピソードはこれまでのnoteたちに譲るとして…
ついに、「新しいホテルの在り方を創造」しすぎて、ホテルを飛び出してしまったのですね…笑
京都にも進出!テーマは「本で遊ぶ」
とはいえ、ホテル運営会社!なので、どんどんホテル自体も増えていき…
2024年春には京都・九条に「BOOK HOTEL 京都九条」がOPENしました。
(ちなみにほぼ同時期、MANGA ART HOTEL,BAKUROCHOというホテルもOPENしました。スタッフみんな、本当によく頑張った…!)
いい意味で、本当にいい意味で…
ちょっと、とっ散らかってきた
のは事実です。笑
スタッフの間でも、略称を用いないと、
どのホテルなのかがよくわからない自体に。笑
ブックホテル、だと通じないので、BHJ(神保町)とかBHKK(京都九条)とか。マンガアートホテルもたくさん種類が増えたので、MAHTとかMAHBとか…笑
暗号みたいですよね。
わたしたちのはこれから何をしていくのか?
「新しいホテル」の在り方を追求したら、私たちがやりたいことは2つに分けられるなと気づきました。
一つは、漫画がテーマのMANGA事業
「MANGA ART HOTEL」を全国展開させていくほか、漫画好きコミュニティ「漫画部」の運営など。海外の漫画好きも巻き込んだイベントやコミュニティ運営もしていきたいなと思っています。
そしてもう一つが、本がテーマの事業 BOOK事業
「BOOK HOTEL 」はもちろん、本好きさんの婚活サポートを行う「BOOK婚」や、友達作りの場所「ぶくとも。」の運営など。
シンプルにまとめられたところで、このBOOK事業のビジョンやミッションを決めることになりました。
わたしたち、本好きさんをみんなまとめて幸せにしちゃいます。
まずは、事業全体のビジョンから。
本好きがハッピーになれる世界をつくる。
そのためのミッションは…
さまざまな「ブック・サービス」をつくり、お届けする。
ブック・サービスって何!?という感じなのですが、本好きを幸せにできるためならもう、なんでもしようと思っています。
私たちの得意な本の紹介サービスはもちろん、本と人を繋ぐサービス、
本で悩み解決、自己実現ができるようなシステムの構築などなど…
うちのブックサービスを通じて、本好きの方が「ハッピー」になれる世界をつくる。
スタッフみんなでどうにかして実現したいと、本気で、本気でそう思っています。
編集後記
2021年12月1日。BOOK HOTEL 神保町がプレオープンしたあの日から、気づけば3年が経ちました。当時、BOOK HOTEL 神保町の支配人としてジェットコースターのような生活を送っていた私は、いろんな環境の変化を経て、現在「BOOK事業」のブランドマネージャーをしております。
今回、この事業のミッション・ビジョンをみんなであーでもないこーでもないと話し合って決めまして。
どうにかみなさんにもお伝えしたく、こうしてnoteを書くことにしました。
伝えたい思いは溢れてくるし、ここまできてもなお「何が伝えたいのか自分でもよくわからない」状態ですが…笑
それでも、ぶれないのは
「本が好き」で繋がる未来を、もっともっと作っていきたいなということ。
本が好きなのにそれをうまく伝えられない人や本が好きと公言できない人。「本が好き」という方もれなく全員と仲良くなって、
応援しあって、この時代を一緒に乗り切りたい、というか楽しみたいなと思うんです。
まだまだ挑戦は始まったばかりだし、
これからも迷想するだろうし、
また1年後には新しいプロジェクトとかがわんさか動いているかもしれないけれど…
今は本好きさんの未来のために、できることを一歩ずつ深めていければいいなと願っています。
よかったら応援の「いいね」を押してもらえたら嬉しいです。
今後もよろしくお願いします。
よく読んでいただいているnoteをまとめました。
BOOK婚で実際に活動したらこんな感じだよ、の小説です。
BOOK HOTEL 神保町のプレOPENまでの2週間を赤裸々に書いたエッセイです。
こちらは、BOOK HOTEL 京都九条OPENまでの秘話が詰まっています。
noteを書いた人:moon(株式会社dot BOOK事業ブランドマネージャー)