ブックホテル京都九条は、本好きの「本気」が詰まったホテルです。【スタッフ募集中】
「BOOK HOTEL 京都九条」がオープンして、早9ヶ月。
振り返ってみると、オープンする前から今までずっとバタバタで。
「目の前のお客様をどんなふうにおもてなしできるか」常に考えている日々でした。
「もっともっと、みんな本が好きになってほしい。」
この私の気持ちを叶えるために、もっとできることがあると思うんです。
私の挑戦を一緒に形にしてくれる方に出会いたくて、筆を取りました。
BOOK HOTEL 京都九条・誕生秘話。
2023年9月のとある日ー。
神保町駅の某うどん屋で社長とランチ中
そんなこんなで始まったBOOK HOTEL 京都九条の立ち上げ。
「え、京都?!」
出張がこんな感じで決まることあるの?と思ったのを今でも鮮明に覚えています。
実はこの会話の前に、社長からのふんわり匂わせがありましたが…
まさか、このタイミングで伏線回収…。
楽しみ!!!という気持ちもありつつも、「立ち上げ、私にできるのかな」という不安が織り交ぜの状態でした。(懐かしい…笑)
2023年10月
BOOK HOTEL 神保町の支配人であるmoonさんと一緒にコンセプト決めがスタート。
BOOK HOTEL 神保町の良さを継承しなきゃいけないよなぁとか、moonさんみたいにやらなきゃいけない(到底できないんですけど…笑)とプレッシャーを感じてました。
社長にも「あのとき、迷いまくってましたもんね!(笑)」と言われるくらい、あの時の私は、本当にどうしたらいいのか分からなかったです。
「自分がどうしたい」というよりも、神保町のように「しなきゃいけない」という思いが強かったんだと思います。
このままでは迷路から脱することができないので、どんな人に来てもらいたいか、ペルソナを考えていくことに。
BOOK HOTEL 神保町は古書街の並びにあり、宿泊される方もふらっとホテルに寄ってくださる方も、もれなくみんな本好きさん。いわゆる「本好きガチ勢」が来る場所になっています。
そんな場所を京都にもつくりたい!
その思いをまずは、お付き合いしている彼に語ってみました。
いつものように「いいね!」と言ってくれたけれど、「でも、俺にはハードルが高いなぁ」とぽろっと。
本を読もうとすると眠くなってしまう彼。読了した本は学生時代の朝読書で読んだ「イニシエーションラブ」のみ。あとは挫折して読了はできていないそう。
私は本が好きで、読書が娯楽になっているけれど、彼はそうではない。本を開くと睡魔を呼び起こす。でも、本に全く興味がないという訳ではなく、読書に憧れはある。
そんな人たちでも、「本って面白いじゃん」って思えるような場所にできないか?
そう思ってコンセプトに「エンタメ」を入れることが決まりました。
そして、もう一つ。
コンセプトを決める際に考えていたことがあります。
趣味や好きなことを聞かれた時に、「読書」や「本」と伝えると、「真面目だね」「すごいね」とどこか一線を引かれた気持ちになることって、どうにかならないのかな?
読書を遠ざけていた人が、「え、意外と本って面白いじゃん」「自分も読書が好きって言えるかも」って、もっと本を身近に感じてくれたらいいのに。
これから本好きになる人がたくさん増えたら、「読書する人はすごい」っていう一線なんて超えて、どんな人でも楽しいと思えるようなものになったらいいのに。
もう本が好きだけど、共有できる人がいない孤独感も軽減されて、本好きの輪が広がっていけばいいのに。
そのためには、まず、本をもっと身近に感じられる場所をつくろう。
YouTubeやTikTokみたいに、本も手軽に楽しめるものだと体験できる場所をつくろう。
既に本が好きな方も、これから本を好きになる方も虜になってしまうようなホテルにしよう。
その思いを込めて、「本とエンタメと。読まずにはいられない読書体験」をコンセプトにすることに決定。
2023年11月
初の京都出張は、日帰りでした。
社長2人に挟まれる形で3人席の真ん中に座り、今日のスケジュール・今の不安は?・新しいホテルではどんなことやりたい?など京都までの約2時間ずっと話しっぱなしでした。
京都駅からホテルまで実際に歩いて向かいました。
スーツケース持ってたら大変かな?周りにどんなお店があるのかな?
観光客だけじゃなく、地元の方もいるのかな?
色んなことを確かめながら、ホテルへ。
まだ前のホテルの看板がついたままのホテル
契約の同席をした後、設備の説明を受けました。
なんと設備説明が終わったのが、13時過ぎ…
お昼を食べる間もなく、役所に向かい手続きを開始。
やっと京都ホテルの立ち上げが本格的にスタートしました。
そこから、2024年3月のOPENまでの間…
ひたすらに手を動かし、足を動かし、頭をフル回転させる日々を過ごしていました。
東京と京都を行き来しながら、各種資格の取得や、京都の至る所に挨拶回り。
フロントや本棚付きソファの設計、ホテルの本棚のセレクト、メインである本の選書をし、1冊ずつ全てコメントを書き、スタッフを募集し…。
目がまわるような日々でしたが、不安な気持ちがありながらも、あの時、二つ返事で「やります!」と言ってよかった。
その勇気があったから、人生で一番充実していたかも、と思える時間を過ごすことができました。
私たちが成し遂げたいこと。
私たちは「本好きがハッピーになれる世界をつくる」ことを本気で目指しています。
そのためのミッションは、
さまざまな「ブック・サービス」をつくり、お届けする。
そのため、チェックインやチェックアウト対応といった通常のホテル業務に加え、本をより多くの方に手に取っていただくため仕掛けをたくさん作っています。
例えば
・本のPOP作成
館内にある本1冊ごとにスタッフによる紹介文を付けています。
・企画棚の作成
テーマ決め、テーマに沿った選書、企画棚完成の報告(SNS等で発信)など、一気通貫して企画棚を作っています。
・ブックマッチングサービス
ご宿泊様が答えてくださったアンケートをもとに、その方に合った本をご紹介します。 選書理由はメッセージカードに記載してお渡しします。
などなど!!
これからもブック・サービスを増やしていきたいなと思っています。
京都にはカフェのスペースやイベントスペースもあるのですが、まだまだ時間が足りずになかなか形にできていません。
正直にお伝えすると、まだまだ仲間が全然足りないんです。
ぜひここまでご覧いただいて興味を持っていただいた方がいたら、ご連絡いただければと思っています。
BOOK HOTEL 京都九条・求人内容
・ホテルのフロントでの接客業務をしていただきます!
・ホテル内カフェでの簡単な調理・接客業務をしていただきます!経験不問です。
・本/漫画に関するイベント企画、本のPOP制作などをお任せします!!
・SNSでの情報発信にも積極的にご参加いただきます!!
・お客さまへの本の紹介、読書(本から学んでいただき、本を通してお客様に向き合っていただきます)
■ 選考基準
・本や漫画が大好きな方!!
・文章を書くことが得意な方
・Macでの業務に抵抗がない方
■ 求める人材像
・自分で考え、行動することができる方
・0から1を作ることが得意な方
・本業を続けながら、自分の幅を広げたい方
■ 雇用形態 パート・アルバイト・業務委託
■ 給与 ・時給1,060円〜(交通費支給1000円まで、夜勤手当あり。昇給あり。)
■ 勤務地 〒601-8016 京都府京都市南区東九条烏丸町41番地 BOOK HOTEL 京都九条
■アクセス 京都駅より徒歩7分または九条駅より徒歩2分
■ 勤務体系
シフト制
朝:8時〜16時
夕:14時〜22時
夜:22時~翌8時
ショートタイム(8-14時/16-22時等)での勤務もできますので、ご相談ください!
■稼働頻度 週2日〜(要相談)
■ 応募資格 土日や祝日、GW、年末年始等に勤務できる方(要相談)
■応募方法
ご興味のある方は、下記のメールアドレスまでご応募ください。
件名:
【スタッフ募集】お名前
メール本文:
お名前
・性別
・年齢
・居住地、または最寄駅
・ご職業
・電話番号
・メールアドレス
・ご自身の実績(接客経験、執筆の経験など、ご自身の強み)について
・自己PR添付資料
・履歴書
・ブログサイトやnote等で何か発信活動されていることがあればそのURLをご記入ください。
・ポートフォリオ(お持ちでしたら添付ください)
■応募後のフロー
1:書類審査
↓
2:通過者にお仕事詳細についてご説明、面談(オンラインor現地ホテルにて)
*注意事項*
・大変恐縮ですが、採用見込みの方にのみご連絡差し上げます。(ご応募後、10日以内にご連絡いたします。)
・いただいた個人情報や資料は採用活動においてのみ使用いたします。
※ 不採用についての問い合わせにはお答えできません。ご了承下さい。