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BOOK HOTEL 神保町<1階フロントの本棚紹介>

本を読むためだけに泊まるホテル。
そんな贅沢な場所があったらいいな、って思いません?

私たち、実は作ってしまいました。

コンセプトは、ズバリ「わたしの本」を見つけるホテル。

詳しい思いはプレスリリースをご覧ください。

こちらが公式サイトです。


フロント正面

BOOK HOTEL 神保町、1Fフロントがリニューアル!

そうなんです。
私たち、生まれ変わりました。

1階には、宿泊者以外の方もご利用できるスペースもご用意しています!
(営業時間8:00〜22:00)

よりどりみどりのフロント本棚です


テーマごとに、たっぷり本があります


「本」 …… 本ってなんだろう? / 私たちをつくった本たち
「音楽」
…… NO MUSIC NO EVERYDAY
「食」 
…… 食べることは生きること
「お酒」
…… 飲もう。
「旅」 
…… 日常を脱出する

5つのテーマに分けられた本は、とっておきのコメントも。

宿泊者の方は、おひとり3冊まででしたら、お泊りになる部屋へ本を持ち込むことができます。
読み終えた本は、元の場所にお戻しくださいね。
ここから先は、フロントのテーマ等をたっぷりとご紹介していきます。

フロントテーマとコメントをご紹介!

表紙がよく見えますね。実際にはこれに全てコメント付き。(撮影時には間に合わなかった。。)

以前より、本を手に取りやすく。
もっと、当館を好きになってもらえるように。

コメントは、「新しい本との出会いが生まれますように」という願いをこめて、スタッフたちがひとつひとつ考えて書いています。

「読み終わるとこんな気持ちになる!」
「こんな人に読んでもらいたい!」

読書のワクワク感を誘うコメント、その一部を紹介します。

1:本ってなんだろう?

大事なものは愛か?お金か?
書店で働く翔子のボーイフレンドは、一流シェフを夢見るファミレスのアルバイト店員。
将来について葛藤する翔子の前に現れたのは、歯科医のベストセラー作家。
どちらを選べばいいのだろう…。応援したい自分と現実の狭間で揺れる気持ちは、身に覚えのある人もいるのでは?
自分の価値観と向き合う一冊。

『書店員の恋(梅田みか)』
オススメ!コメント

「次、何を読んでいいのか分からない」方におすすめ!
365冊、すべて違う本を書店員さんの手書きのメッセージ付きで紹介してくれています。
有名な書店員さんから、地元にある本屋の書店員さんのおすすめまで網羅。
趣味が似た「書店員さんに会いに本屋へ」なんて楽しみも増えちゃいます。

『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」(ミシマ社)』
オススメ!コメント

2:私たちをつくった本たち

52ヘルツの鳴き声で鳴く孤独のクジラのように、他の人には聞こえない声で助けを求める人たち。
それは決して他人事ではない。教育やジェンダー、様々な社会問題にも触れる本作。誰かの心の声に、耳を傾けてくれる人はきっとどこかにいる。
切なくも優しい心救われる物語です。

『52ヘルツのクジラたち(町田そのこ)』
オススメ!コメント

生活に溶け込むように描かれる、動物達とのちょっぴり不思議な日々。
熊と散歩をしたり、人魚から離れられなくなったり、カッパの相談にのったり。
出会いと別れを繰り返す、あたたかくて切ない、おとぎ話のような、9つの短編集。

『神様(川上弘美)』
オススメ!コメント

3:NO MUSIC NO EVERYDAY

「この曲を聴くと、あの頃を思い出す」
あなたにもそんな曲はありますか?
オフコース、ユーミン、サザン……
ふざけてばっかりで、くだらないことで笑って、ほろ苦い思いもしたあの頃。音楽と記憶って、こんなにも強く結びついている。

『あの歌がきこえる(重松清)』
オススメ!コメント

「俺だけが真ん中にいた世界は、もう終わったんだ。」
主人公・宮地、29歳。ミュージシャンの夢を諦められず、無職。どこか虚無感を抱く日々を送っていた。そんな宮地は、老人ホームの介護士・渡部や入居者たちとの出会いによって、徐々に自分らしさを見つけていく。
ハンカチ必須の、優しさと涙にあふれる一冊です。

『その扉をたたく音(瀬尾まいこ)』
オススメ!コメント

4:食べることは生きること

どんどんお腹が空いてくる!憑依系定食屋さん小説。
料理をつくる時、「誰か、代わりにやってほしい~!」と思ったことがある方は要チェック。チキン南蛮、豚汁、唐揚げ!おいしそう!!料理の描写を読むだけでも、お腹の音が……。
さらっと読めて、ほろりと泣けます。ごちそうさまでした!

『神様の定食屋(中村颯希)』
オススメ!コメント

「大人って苦くて切ない」
バツイチ、アラサー、別れた元夫のもとで暮らす愛娘の幸せを願う日々。
そんな主人公の唯一の贅沢は、ランチで楽しむ美味しいご飯×美味しいお酒。作者・原田ひ香先生の描く丁寧な描写に、あなたも引き込まれること間違いなし。

『ランチ酒(原田ひ香)』
オススメ!コメント

5:飲もう。

この本は、著者の人生の全て。
ワインに魅せられ、50歳で脱サラ。自社ラベルのワイン販売、苦悩、華やかな舞台。その全てがリアルに描かれています。
人との交流、妻との信頼関係など、著者の人柄の良さがこの大成功に繋がったのだろうなというエピソードがたくさん。
新規立ち上げ、起業に興味のある方にもおすすめです。

『幸せになりたければワインを飲みなさい(杉本隆英)』
オススメ!コメント

粋なお店で粋な飲み方、してみませんか?
掲載店の中でも、おすすめは「神田まつや」。江戸時代の飲兵衛たちは蕎麦屋で仕事終わりに一杯飲むことが当たり前だったようです。
当館から頑張れば歩ける距離なので、ぜひ江戸っ子の気分を味わいに行ってみてください。

『東京でお酒を飲むならば(甲斐みのり)』
オススメ!コメント

6:日常を脱出する

夫婦が夫婦を取材する!?
写真家の夫、ライターの妻、一緒に仕事をしてきた2人が、「夫婦で仕事をしている人たち」に話を聞きに行くユニークな本です。
阿部夫婦が仲良しだから、こちらもほっこりしてしまいます。喫茶店、布団屋さん、こんにゃく屋さんに銭湯まで。
様々な仕事の形、愛の形を目の当たりにしませんか!?

『東京商店夫婦(写真・阿部 了、文・阿部 直美)』
オススメ!コメント

TOKYO再発見!ナニコレ珍百景的な光景がいっぱい。
大量のマンホール!?など、謎スポットが満載です。
せっかく東京にきたあなたへ!
王道の観光名所もいいけど、まだまだ知られていない東京の「珍スポット」に行ってみませんか?Twitterのネタにもいいかも。

『新東京珍百景でチルする(新東京珍百景探検隊)』
オススメ!コメント

いかがでしたか?

読んだことのある本も、知らなかった本も。
コメントに書かれていることが気になったら、お手に取ってみてくださいね。

こんなフロントサービスもあります

さらにさらに。
当館では、ワインを飲みながら本を楽しめるサービス「BOOK BAR」も始めちゃいました!

グランドオープンは1つの区切りですが、これからも更に前へと進んでいきます。
当館の「本」が心待ちにしているのは、あなたとの出会い。

進化しつづけるBOOK HOTEL 神保町に、これからもご注目を!

そして、そして。
あわよくば当館のファンになって、たくさんリピートしてほしい!(強欲)
ぜひぜひ、よろしくお願いします!!

あなたのお越しをお待ちしております!

最新情報はこちらから!


ライター:スタッフ・なずなはな(https://twitter.com/hana_nazu


最後までご覧いただき、ありがとうございます。 ぜひあなただけの1冊を探しに、遊びに来てくださいね。