その点と点を結んでいきたい。株式会社dotは「コンテンツがおもてなしするホテル」を目指しています。
本日のnoteでは、当ホテル「BOOK HOTEL 神保町」の運営をしている、「株式会社dot」について書いていきます。私たちがつくりあげたいもの、成し遂げたいこと。熱意をそのままに感じ取っていただけば嬉しいです。
弊社の合言葉は「コンテンツでおもてなしをする。」
「コンテンツ」と「ホテル」の可能性を突き詰め、ホテル業界に新しい風を巻き起こしていきたいと思っています。
「株式会社dot」とは。
株式会社dotは、2016年創設。
コンセプトホテルの企画・運営を承っております。
なお、これまで700床の無人ホテルの運営代行も行なっておりました。
詳細はこちらのHPをぜひご覧ください。
一つ一つの小さな「点」である「体験」がつながり、やがて大きな「線」になっていく。
生きづらさを感じる時代だからこそ、たくさんの魅力で溢れたホテルを生み出したい。
私たちの未来のために、そんな場所をたくさん残していきたいと思っています。
私たちのMISSION
弊社のミッションは、ズバリ
「新しいホテルの在り方を創造する」
「新しいホテル」これが意味するのは、「泊まるだけ」のホテルではなく、その滞在自体に付加価値をつけるということ。
つくりたいものは、「ただ寝るだけ」「泊まるだけ」ではなく
「ホテルが主役になる」滞在。
その場所でしかできない体験を届けること。
そのために、私たちは「コンテンツ」そのものに接客をしてもらうスタイルを選択しています。
「人」ではなく、「人」が作った「コンテンツ」で接客をする。
その「コンテンツ」は時に、漫画であったり、本であったり、他にも…(企業秘密です笑)
従来のホテルの「おもてなし」とは一味違う体験ができるはずです。
私たちのVALUE
私たちのバリューはこちら。
・Artist spirit アーティスト・スピリット
株式会社dotのメンバーは、自らがクリエイティブな視点を持ち行動します。
・Output first アウトプット・ファースト
私たちは、インプット以上にアウトプットの質を重視しています。あらゆる機会を自分ごととして捉え、スピーディーに発信します。
・Contents hospitality コンテンツ・ホスピタリティー
株式会社dotの事業の要は、魅力あるコンテンツ作り。コンテンツによっておもてなしをするサイクルを創っていきます。
スタッフは、従来の「ホテルスタッフ」というよりも、もはや「コンテンツメーカー」と言えるかもしれません。
仕事は、どれも「コンテンツづくり」に関わるものばかり。
ホテル滞在の魅力は、予約の段階で既に始まっています。
例えば、「BOOK HOTEL神保町」では、宿泊されるお客様にnoteの記事に誘導し、アンケートにお答えいただくことで、チェックインの際に、おすすめの本をご提案するサービスを展開しています。
「コンテンツそのもの」にファンを作ること。
これが私たちの戦略です。
私たちのこれまで
なんとなく感じる「息苦しさ」から解放されたい。
御子柴は、2010年から、暇さえあれば海外へ訪れていました。
たくさんの出会いの中で、「人との関わり」に重きを置いた「民泊事業」に大きな魅力を感じるようになっていきます。
そこで、海外での経験を活かして、吉玉(共同代表取締役)と共に、「フロントスタッフの魅力」に重きを置いたドミトリー運営に挑戦します。
が…。思うようにうまくいかず…。
気づいたことは、「情緒的ベネフィット」に訴えかけるサービスの創造が必要だ、ということでした。
つまり、「宿泊の機能」よりも、滞在中にお客様が「どう感じるか」に重きを置くべきだ、ということ。
「安い!早い!駅から近い!」
それらだけをうたえば、どうしてもライバルたちとの競争になってしまう。
だからこそ、それを遥かに上回るような強烈な宿泊体験をしてもらうことが大切になる、と考えたのです。
この「何か」を求め、御子柴は、さらに旅を続けます。
2014年から2016年にかけては世界50都市を巡りました。
海外の方とのコミュニケーションはものすごく楽しい、でも、一定の会話をしたらその先が続かない。
どうしても「言語」の壁が立ちはだかるのです。「共通の話題」は、数えるほどしかないのです。
「英語以外」で何か共通項がないものか。どうにかして深い部分でのコミュニケーションができないものか。
その答えは、意外にや身近なところにありました。
「あなたにとって、日本とは?」
こう尋ねた結果が、全てを物語っていたのです。
「ドラえもん」
「ワンピース」
「スラムダンク」
「ポケモン」
etc….
日本人にとって当たり前になじみすぎてしまっている存在だけれども。
もしかしたら、世界の共通言語は、「エイゴ」じゃなくて「マンガ」なのかもしれない。
御子柴は、「これだ」と思いました。
そんな想いから誕生したのが、マンガがコンセプトのカプセルホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO」でした。
2019年2月に、オープンしてから1ヶ月半で、ドミトリーの2倍近い単価にも関わらず、90%以上の稼働率を達成!
そして、1年間で497人がリピーターという「マンガファンづくり」に成功したのです。
69カ国から利用していただき、海外も含めて700ものメディアから取材を受けました。
これを機に全国に支店を作ること、共用部のある大型ホテルで勝負すること、といろいろな話が進みワクワクワクと胸を躍らせていたところで…
2020年を迎えました。
もはや、世界が自分達ではどうにもならない状態に変わってしまった、というわけです。
海外のお客様はめっきり減り、売上はジェットコースターのように落ちる一方。
一時は本当に「ここまで落ちるか…」と落胆の日々でしたが、そんな中でも、少しずつ、少しずつ耐えながら、歩みを止めず、ここまでやってきました。
2021年には、株式会社 小学館様にご協力いただき、神保町エリアにて、「本」がテーマのホテルを運営開始。
少しずつ明るさを取り戻してきた今、私たちはこれからも未来に向かって歩み続けていきます。
⇩資本提携のプレスリリースです。
⇩日本経済新聞にて掲載いただきました。(誌面でも大きく取り上げていただきました。)
代表ブランド①コンセプト:マンガ
2019年オープン。
漫画に囲まれて眠ることのできる滞在「漫泊」がコンセプト。
一晩中漫画体験ができます。
プレスリリース⏬
いわゆるメジャーな漫画だけではなく、
装丁や内容等、広い意味での「アート性」を重視しています。
作品の入れ替えや追加も定期的に行なっているため、来るたびに新しい出会いが楽しめます。
通常の漫画喫茶と異なり、「時間貸し」「日帰り利用」を行なっていないため、安全性もバッチリ。
約5000冊の漫画には全てPOP付き!
(御子柴と吉玉がオープン前に若干、気が狂いそうになりながら全部読みました。笑)
漫画好きにはたまらない空間が広がっています。
⏬マンガアートホテルの魅力を語った記事です。
代表ブランド②コンセプト:BOOK
2021年冬にプレオープンしたばかりの「本」テーマのホテルです。
フロントやお部屋、各階の廊下など、至る所に、2000以上の本を用意しています。
⏬プレスリリース
言葉の持つ「パワー」や「優しさ」に触れることの大切さを感じてもらうため、感受性に訴えかけるような本たちが並びます。
たくさんの情報の中にもまれながら生きていく中で、自分の背中を押してくれる本に出会うきっかけを作ってほしい。
作家でもある本好きの支配人が想いを込め、「本の魅力」を存分に味わうことのできるような場所となっています。
オープン4ヶ月で28%の方にリピートをしていただいております。
⏬本仕立てのホテルの紹介noteです。たくさんの方にご覧いただけています。
メンバー紹介
共同代表取締役:御子柴 雅慶
新卒で楽天にて勤務。
楽天市場事業部に所属し、全社員500人中、広告営業成績が全国1位に。
楽天シンガポール立上げに参画後に退職し、株式会社dot を設立。日本全国で不在型簡易宿泊所、ホテル旅館、有人型ホステルなど累積700部屋の運営を手掛ける。
御子柴 の宿泊や経営に関するブログ
共同代表取締役:吉玉 泰和
慶應義塾大学理工学部卒業。
横浜国立大学大学院都市イノベーション学科修士課程修了。大学院在籍中から独学でシステム開発を行い、2013年システム製作会社を創業。
2015年にホテル運営・住宅宿泊事業を開始、『株式会社dot / dot inc.』を御子柴と共に創業。
広報担当、BOOK HOTEL 神保町 支配人:三浦菜月
東京学芸大学教育学部カウンセリング専攻卒業。新卒で星野リゾートにて勤務。2020年8月、Amazonにて「世界一シンプルな書き方の教室」を出版。2021年11月株式会社dotへ入社。
…。とまぁ、少しかたーい紹介になりましたが、基本的にみんなフットワーク軽め、平均年齢29歳の若いチームです!!!!笑
私たちにお任せください。
私たちにできることは、「あたらしい」ホテルを生み出すこと。
コンテンツの深掘り力は誰にも負けません。
気になる方は、ぜひご連絡ください。
ご連絡先:info@dotinc.co.jp
広報担当:三浦宛
文章:moon(株式会社dot 広報担当:三浦菜月)