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私が本を好きな理由を考えてみた。

私が本を好きな理由。
いっぱいあるけど、一番は「知らない世界をあじわうことができる」
それに尽きると思います。

天才医師にも、絶世の美女にもなれる。

過去にも、未来にだって、行ける。

そして、世界中どこへでも旅をすることができる。

こんな魅力がある趣味、なかなか他を探してもないんじゃないかなとよく思います。

趣味は読書です、でも真面目じゃないんです。

「趣味は読書です」と言うと
「真面目なんだね」「すごーい」とよく言われます。

読書=真面目 
本=勉強

こんなイメージがあるのは、もちろん分かります。
実際、知識を得るために用いることがあることは事実…。

でも、なんかちょっと違うんだけどな…とモヤモヤしてしまう。

私は、ただ日常から離れて、違う世界に行きたいだけ、なんです。

現実逃避をしたいだけなのに、真面目だなんて!

(まあ、真面目と思われるのは、ちょっとお得感がありますけどね。笑)

「ただただ、世界が広がるのが楽しくて〜!」

続けると、こう言われます。

「それなら、映画や旅番組を観ればいいんじゃない?」

確かに…。
でも、反撃したい。それでも私は「読書」がしたい。

そこで、なぜそこまで私は本を選んでしまうのだろう、とじっくり考えてみたのです。

数分後…。
ビビッときました!!!

「自分のペースで進める」から!

そう、コレなんです!!

本を読んでいても、しょっちゅう顔を上げて中断してしまう私。

「ここってどんな景色なんだろう?」
と画像を検索してみたり、

「私もここ行ったことある!そういえばあのときは…」
と回想タイムが始まったり。(しかも始まるとけっこう長い。笑)

一時停止も巻き戻し(最近は巻き戻しって言わないらしい…笑)もせずに楽しめる。それが「本」なんです!

それは他のどんなものでもマネできない素敵な娯楽だなぁと感じています。

やるせない「あのとき」を救ってくれた

2020年、私たちの生活様式が大きく変わりました。

私は本が好きなこともあり、「まあ、家の中でも過ごせるでしょ!」と考えていました。

しかし、実際は…

「自由に過ごしていいですよ」と言われて家の中で過ごすことを選択するのと、「家の中で過ごしてください」と強制されるのとでは、同じ「家の中で過ごす」という行為であっても大きな違いがあることに気付きました。

「ダメ」と言われると、したくなる。
それをこんなにも実感したのは初めてでした。

ああ〜、遊びに行きたい!
今まで行ったことがないけど、海外にも行ってみたい!!
あんまり好きではない、大人数の飲み会の雰囲気でさえ恋しいと思えてくる…。

そんなときに手に取ったのが、こちらの本です。

益田ミリさんが2002年から2006年にかけておこなった、47都道府県に「ただ行ってみるだけ」の旅をまとめたエッセイです。

年に1回程度、国内旅行に行っていた私ですが、
「この県に行ったらこことここには絶対行って、これを食べて…」
と事前にしっかりと計画を立てないと落ち着きませんでした。

しかし、益田さんの旅は「ただ行ってみるだけ」の旅。
「この県はまだ行ってないから行ってみよう」と当日にふらっと行ってみたり、
現地に着いてからも「なんだここ、おもしろそう!」と目についた物事を楽しんでみたり。

読んでいると、心の中がふっと軽くなったような気がしました。

旅行って、こんな風に自由でいいんだ。と思えたから。

そして、外出が制限されている中で、自分も旅をしている気分になれたから。

「旅本」のオススメ3選

ステイホームで旅本と出会って以来、すっかりハマってしまった私のおすすめの「旅本」を紹介します!

(1)ちょっとそこまで旅してみよう
47都道府県を制覇し、旅は人生の一部だと思うようになった益田ミリさんの旅エッセイ。
今回は誰かと一緒の旅にも行っていますが、気軽さは変わらず。海外への旅の様子も綴られています!



(2)フーテンのマハ
アート小説で有名な原田マハさんは、グルメも旅も大好き!そんなマハさんの旅エッセイです。
海外でも見たいもの・食べたいものを求めて行動する姿がかっこよすぎるんです!
あの有名な小説の誕生にまつわるエピソードも書かれています。


(3)ハグとナガラ
マハさんの本パート2✨(当館には原田マハさんが好きすぎるスタッフが多いので、本も多めです笑)

マハさんと、マハさんの旅友達がモデルの、女友達ふたりが旅をする小説。

年を重ねて、お互いの生活が少しずつ変わっていっても、一緒に旅に出ればあの頃のように変わらず笑い合える。

なんだか、しばらく会っていなかった友達に連絡を取りたくなりました。

一緒に行こう。旅に出よう。
人生を、もっと足掻こう。

本文より

あなたの手元に「旅本」を。


あ〜旅行がしたくなるううぅぅ!

今回紹介した本は、当館でも読むことができます!
BOOK HOTEL 神保町の8階は、(私が全力PRして作ってもらったのは内緒!笑)

旅と食のフロア」!

世の中にはまだまだ素敵な旅本がいっぱい…✈️
そして旅といえば「グルメ」でしょ!
ということで食べものに関する本も充実してます!

旅や食べ物にまつわるエッセイや小説をぜひ堪能していただきたいです!
ホテルで、さらに旅行気分!
なんだか、お得感がありますね笑

「旅」のテーマの本は装丁もステキ。

(現在、このお部屋を掘り下げ、「食について考える」がテーマの食に関する本で埋め尽くされたお部屋も作成中です…ご覧いただいた方、フロアのリクエスト、いつでも待ってます!!!)

ちなみに、当館に来ていただく際には「ブックマッチング」という選書サービスがございます!

「旅本」とリクエストくださればピッタリの本をお選びしますのでぜひぜひ!!🌼


こんな時だからこそ。

あなたも私と一緒に「旅本」にハマってみませんか???

ご予約はコチラから!!!



今回の文章は、スタッフ石原が書きました!
コチラの記事も担当しています。是非!!!!


ライター 石原(BOOK HOTEL 神保町 スタッフ)
編集   三浦(BOOK HOTEL 神保町支配人)




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最後までご覧いただき、ありがとうございます。 ぜひあなただけの1冊を探しに、遊びに来てくださいね。